リコピンとトマト

国によるトマトの好み

世界中で食べられているトマトですが、国によって好みは様々で、料理の仕方も様々です。みなさんもご存知の通り、イタリア料理はトマトを欠かしません。ピザにしてもパスタにしても、トマトが必ず入っています。

イタリア人には甘さも酸味もあってコクのあるトマトが好まれています。日本では一般的なトマトジュースですが、意外なことにイタリアではほとんど飲まれていないのです。トマトは飲み物ではなくて、料理するものなのでしょう。

イタリアほどトマトは食べられていませんが、日本よりは断然摂取量が多いスペインでは、トマトは様々な食べ方があります。そのまま生でサラダにしたり、煮込んでスープにしたり、炒めたり、トマトソースを作ったり、ほかにもいろいろあるようです。

スーパーの店頭には、トマトピューレをはじめ、ガスパチョやトマトケチャップ、そしてトマトジュースなど、いろいろなトマトの加工品が並んでいます。スペイン人には甘い中にも酸味のあるトマトが好まれていて、若いトマトの青臭いにおいも好まれているのです。スペインよりもトマトの摂取量が多いのがポルトガルです。

しかしポルトガルは、トマトを生でサラダとして食べる習慣はあるのですが、トマトジュースやトマトソースを使った料理はほとんど食べられていないのです。スーパーに行っても、トマトの加工品はおいてないのです。生で食べることが多いポルトガルでは、赤くて甘味の強いトマトが好まれているのです。

アメリカでは、トマトケチャップやサルサソース、ピザソースなど、ほとんどが調味料としての消費です。トマトをスライスしてパンに挟んだり、サラダにしたりはしますが、トマトを煮込んだり炒めたりはしないようです。濃厚な味わいのトマトが好まれています。